僕は、けっこう物持ちが良い方で財布も何年も使っています。
かなり馴染んでいるので、もうしばらくこのまま使っていても
良いと思っていたのですが、
一部破れてしまったので新しい財布を探していました。
ネットなんかでも色々と情報を探していたのですが
良さそうな財布を発見。
ココマイスターというブランドの財布です。
財布以外に鞄などの革アイテムを販売しているようです。
ちなみにココマイスターの名前の由来ですが
「ココに来ると職人(meister)に会えるよ!」というような
意味があるということです。
もともとは職人さんが集まるサイトを作りたかったみたいで
日本職人が作り出す革製品に絞ったサイトとして誕生したのが
最初ということです。
お店を探してみると関東では銀座や自由が丘にあったので
とりあえず銀座店に行ってみました。
外観はなかなかオシャレな感じです。外観だけ見てると
最初はちょっと入りにくいお店かと思いきや
店内を覗くとお客さんもけっこういたので、入りにくいということは
ありませんでした。
財布の価格は2万円~4,5万円くらい。
今回の僕の理想としていたものは、開ける時にファスナーがないもの。
小銭入れがあるもの。カードがたくさんはいるもの。
という感じの財布です。
いくつか商品を見せてもらって、理想の形のものありました。
ブライドルインペリアルウォレットのブラック。約3万円。
購入しようと思って店員さんに話を聞くと
1つ1つ職人さんが作っていて、入荷次第連絡をしてくれる
ということでした。
1~2ヶ月かかるということでしたが、1週間後にお店から
電話があり、運よく入荷されたということですぐに手に入り
ました。
実際に手に取ってみると、なかなかしっかりとした作りです。
しっかりしているので、使いやすく馴染むまでには少し時間は
かかりそうですが、長く使えそうな財布だと思います。
流石は職人さんが1つ1つ丁寧に作ったものだという感じです。
これまでは、とりあえず物を作っていれば売れる時代だったかも
しれませんが、特に日本ではそういう時代は終わったのかなと。
一般的な家庭では、必要なモノは必要な時にすぐ手に入ります。
豊かな状態なので、なんでも物を作っていれば売れるかというと
それだけでは誰からも見向きされないという状況なわけですね。
だから特別性が高いものだとか、個別性が高いものが求められる
ということなのかなと思います。
現在、日本の経済の勢いは落ちてきています。少し前には中国に
抜かれてしまいました。
物作りの時代から次の一手を打たないと、経済成長につながらない
状態になってしまったと考えられます。
何でもそうだと思うんですが、天井無しに常に成長し続ける
ということはなくて、サイクルがあると思います。
製品なんかで言うと
導入→成長→成熟→衰退みたいなサイクルですね。
経済でも、戦後の日本はモノ作りで成長してきて
少し前に成熟期を迎えた。で、今は衰退に差し掛かっている
状況かと思いますが
次の一手で新しいサイクルを作っていく必要があるという
ことです。次の一手を打つためには時代の流れを感じ取ることが
すごく重要です。
とうことで
「衰退期になる前に新たな一手を打つが重要」ということです。