マイマンバー制度の問題点・デメリット

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2016年1月からマイナンバー制度が実施される予定ですね。
これは国民1人1人に12ケタの番号を割り振って管理していく
というもの。

因みにマイナンバー制度の認知度は以下のような感じです。
○内容まで知っている:約30%
○名前しかしらない:約40%
○知らない:約30%

認知度はあまり高くない状態ですね。

番号で色々なものを一括管理するから、利便性は高くなります。
例えば、引っ越しの手続きをする時なんかも1つの手続きをすると
電気もガスも水道も一気に反映されるとか。

行政で何か手続きをしようとすると色々と書類が必要な場合が
ありますが、一括管理しているのでそういう手間がなくなります。
確定申告なんかも色々と提出していた書類が必要でなくなるので
楽になります。

後は年金の記録なんかも確実にできるようになるので年金記録問題が
発生しにくくなったり、生活保護の不正受給がなくなったりという
メリットもあります。

行政サービスだけではありません。
2018年からは民間サービスでも活用できるように検討されている
ようなので、かなり広範囲で、この番号が活用されるようになると
いうことです。

かなり便利になるように思いますが、
一方で問題点やデメリットもけっこうあるんじゃないかと
思います。

1番の問題は情報が漏れた時。
一括管理されているということは、この番号の情報が漏れると
様々なものが芋づる式に情報が渡ってしまう可能性がある。

最近だとベネッセから個人情報が洩れて大きな問題になって
いましたが、この番号から個人情報が漏れるようなことがあったら
シャレになりません。

情報が漏れた時のことを考えると怖すぎます。
たまに謎の不動産会社とかから電話がかかって来ますが
これもどこからか電話番号が漏れてしまったということなんでしょうね。
うっとうしい電話だ・・・と面倒な感じですが
マイナンバーはそんな次元じゃなくて大問題ですからね。

このシステムの初期費用の整備は3,000億円くらいかかる
らしいです。
それだけしっかりとしたシステムを構築するのでしょうけど
安全とはいいきれませんね。

民間サービスでも活用できるということで情報が漏れるリスクは
大きくなるのかなと。

アメリカだとか韓国でも同じような制度がすでに導入されていて
民間サービスも対象らしいのですが、情報漏えいに関する問題は
ちょいちょい起こっているとか。

ここだけはしっかりとしてほしいものですね。

その他の問題点としては口座のほうも関連付けるというような
話しが出ています。
個人の預貯金も丸わかりみたいな状況になるかもしれませんね。

誰がいくら持っているかなんてことを把握されてしまうと
お金持ちから多く税金取ろうみたいなことになるかもしれません。
そうなるとお金持ちの人達は海外へ逃げてしまうかもしれません。

マイナンバー制度は、もちろん便利になってメリットもあるかと
思うのですが、個人的には問題点やデメリットのほうが大きいように
感じてしまいます。

だからこそしっかりと制度のことを把握しておかないといけませんね。
情報を知らなかったことで損をしたりすることがないように。

ということで
「しっかり情報を把握してマイナスになる状況を回避することが重要」
ということです。

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