ビジネス思考を向上させるのにおすすめの書籍の1つが
スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」です。
日本では1996年に出版されたけど、今でも色あせない
ビジネス書です。
7つの習慣を簡単にまとめると次のようなものです。
第1の習慣:主体的である
→人は変えられない。変えられるのは自分です。
周りの状況に左右されることなく自分が率先的に
状況を変えていくということです。
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
→何事もしっかりとゴールをイメージして取組む
ということ。そのために自分の理念というか行動の
指針を持っておくことが重要ということです。
第3の習慣:重要事項を優先する
→これは個人的に特に重要だと思います。重要なことを
後回しにしないことの必要性について記載されています。
これは後ほど詳しく説明します。
第4の習慣:Win-Winを考える
→自分だけの利益を考えているのではダメということで
相手と自分にとって利益につながることを考えることが
重要ということです。
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
→自分のことを理解してほしいなら、自分が相手のことを
理解しようとすること。そのために相手に感情移入できるか
どうかが重要ということです。
第6の習慣:シナジーを創り出す
→1+1=2ではなくて、1+1=3にしたり4にする
ということです。つまりより大きな成果を出すために
相乗効果を発揮することが重要ということです。
第7の習慣:刃を研ぐ
→最後の習慣は、「肉体」「精神」「知性」「社会・情緒」の
4つをバランスよく鍛えることが重要ということです。
この7つの習慣は、どんな分野でも成功するためには
重要なことだと思いますが、特に僕が重要だと思うのは
3つ目の習慣。
重要事項を優先するということです。
時間の管理を考える時に4つの領域に分けられます。
1.緊急であり重要なこと
2.緊急ではないけど重要なこと
3.緊急だけど重要でないこと
4.緊急でないし重要でもないこと
多くの人は1.緊急であり重要なことには
しっかりと対応します。
これは例えば締切のある仕事みたいなこと。
当たり前といえば当たり前です。
でも、これだけに対応するのは大きな成果を
上げられないわけです。
誰もがやることだから差はつかないですから。
大きな成果を上げるには2.緊急ではないけど
重要なことにいかに時間を使えるかです。
これは例えば自己啓発だったり勉強だったりです。
これはすぐに必要ということでないけど
ここを積み重ねるかどうかで2年後、3年後に
大きな差がでるわけです。
ここに時間が使える人はしっかりと計画が
できる人で、中長期の視点でものを考えられる人
ということですね。
ということで
「大きな成果をあげるには緊急ではないけど
重要なことに時間を投入することが必要」
ということです。
≪紹介≫
この7つの習慣を学ぶには、書籍を読んで実践
することですが、もっと楽しみながら7つの習慣を
学ぶ方法があります。
7つの習慣がボードゲームになったようです。
実は、これは僕の友人の会社が作っているのですが
面白そうなので紹介してみました。
企業の研修としても使えそうなツールですので
社員のビジネス思考を向上させたい!
なんていう場合もおススメですね。
興味のある方は是非確認してみてください。