ウサギのキャラクターと言えば何を思い浮かべるでしょうか。
僕が思い浮かべるのは
フジパンのキャンペーンで登場するウサギのキャラとか
ミスタードーナツのキャンペーンで登場するキャラです。
そうミッフィーです。
ミッフィーは、かなり人気のあるウサギのキャラクターの
1つではないでしょうか。
このミッフィーの生みの親がディック・ブルーナです。
僕の好きなデザイナーの1人。
オランダのグラフィックデザイナーであり絵本作家。
ディック・ブルーナが描く絵本は
数種類の決まった色でデザインされていて
ブルーナカラーと呼ばれています。
初期のブルーナカラーは赤・黄・緑・青の4色だったのが
子犬やうさぎを描くために茶色とグレーが追加されました。
この6色でブルーナの世界観を出しているんですね。
ディック・ブルーナと言えばミッフィー
ディック・ブルーナと言えばブルーナカラー
というようにブランドがしっかりと構築されているわけです。
このように○○と言えば□□!みたいにイメージ
してもらうのって重要なことですね。
これは絵本などの作品だけではなく色々なことにも
言えるのです。
人もそうですね。
仕事なんかでも自分の得意分野があるといいですよね。
例えば経営コンサルなんかをやっている場合でも
この分野は誰にも負けないぜ!っていうものを1つでも
持っていると仕事に困ることが少なくなります。
業界の視点から病院のコンサルなら誰にも負けない!
とかでもいいし
支援の視点からネットを使った集客なら誰にも負けない!
でもいいと思います。
その分野の仕事が自分に来るようになるからです。
もちろん、広い分野で仕事ができることは重要だけど
それに加えて自分の柱とか核とかを作る事は重要なのです。
その分野の仕事は自然に自分に声がかかるようになって
きますからね。活躍の場が広がります。
スポーツ選手でもそうですね。
例えば野球をやっていてホームランは打てないけど
バントがめちゃめちゃ上手くて、1塁にいる選手を
高確率で2塁に運べるという選手は貴重だと思います。
なんかちょっと地味だな~って思うかもしれないけど
突き抜けると、貴重でなくてはならない存在になるんです。
この特徴を持つというのは「まち」とかでも同じことが
言えるかもしれませんね。
若い世帯に住んでもらいたいなら子育て環境を充実させて
子育て環境の整備が充実している「まち」というイメージを
つけることができれば自然と集まってきます。
得意技だったり、特徴だったりを構築して
その他、大勢に埋もれないことって必要なことですよね。
ディック・ブルーナの描く絵本が多くの人から
支持されるというのはディック・ブルーナのつくる世界に
他にない何かを感じるからではないでしょうか。
ということで
「自分の特徴を磨くことでブランド力が向上し
活躍の場がひろがる」ということです。