仕事や勉強の成果は、これが歩かないかで 大きく変わる。それは・・・「解釈する力」
成果を出すための素晴らしいノウハウが あったとしても解釈する力が、弱ければ 成果につながりにくいのです。
事実は1つだとしても
例えば、グラスにキンキンに冷えた 1杯のビールがあったとします。
これ、多いと思いますか? それとも少ないと感じますか?
夏の暑い日、ビール大好きなAさんに とっては、あっという間に飲み干して しまいます。
グラス1杯のビールでは少ない!と 感じるわけですね。
一方、お酒を飲むと、すぐに吐きそうになる Bさんにとっては、付き合いでビールを 飲まないといけないとしたら・・・
グラスたった1杯だとしても多いと感じる ということです。
グラス1杯のビールという事実は、 AさんもBさんも同じです。
でも、お酒の好きなAさんは少なく感じて お酒の嫌いなBさんは多く感じるのです。
解釈は無限にある
何が言いたいかというと、事実は1つでも その人の状況等によって、その解釈は変わる ということです。
解釈が変わる。 これが仕事や勉強の成果と大きく関係します。
例えば、学校や塾で同じ教師に勉強を教えて もらったとしても成績に大きな差が生じることが あります。
同じビジネスのノウハウを学んだとしても成果を 出す人もいれば、成果を出せない人もいます。
成果を出すの人は頭が良いからでしょ!? と思うかもしれませんが、頭が良いのではなくて 頭の使い方がいいのです。
頭を使うことを意識するだけで、成果をぐっと 近づけることができます。
解釈する力を磨く
成果を出す人というのは、収集した情報から しっかりと自分の中で解釈しようとします。
自分の中で解釈しようとする人は、 教えてもらったことを活用しようとする人。 考えながら話を聞いている人です。
だから、話を聞いていると、 ここはどうなっているんだろう??とか どうして、そうなんだろう??とか 疑問が生じることがあります。
例えば、セミナーとかに行って質疑の時間って ありますよね? あそこで質問する人は、色々と考えている人の 可能性が高い。
そこで聞いた情報を実際に活用しようとしている から疑問も生じるということです。
質問が何もない場合、完全に分かっているか ただ、何も考えずに話を聞いているだけの どちらか。
分かっているから質問がないんだよという場合 でも、「分かっているつもり」なだけの時がある。
まずは考えながら話を聞くことが重要。 そうすると解釈力がどんどん上がってくる。 解釈力が上がると、同じ話を聞いていても 得られる情報の量も質も全然変わってくる。
つまり、成果につながりやすくなる。
そして、重要なのは実践すること。行動すること。 いくら解釈力を上げて話を聞いても行動しないと 成果には絶対につながりません。
ということで、情報を収取する時は頭を使って 自分なりに解釈する癖をつけることが重要と いうことです。