コンビニの枠を変えつつあるセブンイレブン。
最近ではドーナツ店もセブンイレブンを脅威に感じて
いるかもしれませんね。
まずは、カフェですよね。コンビニなのに美味しい
コーヒーが飲める。
今までなら美味しいコーヒーを飲むならカフェに
行っていたと思うけど近所のコンビニで飲めてしまう。
そういえば友人がコンビニのコーヒーってどうやって
買うの?とか言っていたけど
コーヒーの買い方はこんな感じです。
【ホットコーヒーの場合】
・レジでホットコーヒーのレギュラーもしくはラージと伝える。
・料金を支払って、店員さんから空のカップを受け取る。
・カップをマシーンにセットして購入した大きさのボタンを押す。
・45秒くらい待ったら出来上がり!
【アイスコーヒーの場合】
・アイスのコーナーにあるコーヒーカップをレジに持っていく。
・レジでお金を支払う。
・カップをマシーンにセットして購入した大きさのボタンを押す。
・出来上がり!
ちなみにコーヒーのメニューと金額。
○ホットコーヒー
・レギュラー:税込100円
・ラージ:税込150円
○アイスコーヒー
・レギュラー:税込100円
・ラージ:税込180円
それなりに美味しいのに、かなり安いですね。
僕はコーヒーを飲むとついつい甘いモノとか食べたく
なってしまうのですが、そういう人って少なくないと
思うんですよね。
そこをうまくついてくるのがセブンイレブン。
カフェで成功して、さらに次の一手を打ってきた。
それがドーナツです。
都内なんかでは、たまにドーナツ什器がおいてある
店舗をみかけますが来年の8月までに全国のお店で
展開するようです。
値段は100~110円とこれまた安い。
買うのに躊躇しない値段です。
メニューを見ると6種類でミスタードーナツと
見た目がかなり近い。
セブンイレブンは1年で6億個のドーナツ
600億円の売り上げを目標にしているらしいのですが
2012年のドーナツ市場の規模が1,300億円なので
その半分くらいになりますね。
ミスタードーナツは脅威に感じるでしょう(笑)
ドーナツ屋はドーナツを目的に行くけど
コンビニだとドーナツ目的でなくてもついつい買って
しまうということもあります。
コーヒーが売れているなら、コーヒーと合わせて
ついついドーナツを買ってしまうし
逆にドーナツを買うなら、コーヒーを飲みたくなって
ついつい買ってしまう。
つまり、セットで買う必要はないけれど気づいたら
セットで買ってしまうので、かなり相乗効果があるという
ことなんですね。
セールスの視点で考えると、売り上げを伸ばしたいなら
こういう考え方は重要です。
Aという商品が売れているなら、それに一緒に
買いたくなるようなBという商品を考えること。
そうするとAという商品もBという商品も売れる。
かなり効率的。
なんでもそうだと思うけど単体で考えるよりも集合体で
考えるとスケールメリットが出てくるわけです。
「つなげる視点」を意識しておくとビジネスでは
とても役に立つと思います。
ということで
「相乗効果を生むようなつながりを考える事が重要」
ということです。