成果を出すために必要なインプットとアウトプットのバランスは
インプット30~40%、アウトプット60~70%という感じです。
ビジネス書でもこのような割合で示されているものが多い印象を
受けますし、私自身の経験からもインプットよりアウトプットの
量を増やすことが重要だと考えています。
では、アウトプットの割合を増やすことが重要な理由や効果的な
インプットの方法についてお伝えします。
効果の薄いインプット
インプットの方法は色々あります。自分の仕事の成果を
あげたかったら、その業界に関する本を読んだり、新聞で
情報収集したり、人に会って話を聞いたり。
圧倒的にインプットが少ない場合は、成果につながりにくい。
これは当たり前です。
でも、インプットをめちゃめちゃしているのに成果につならない!
という場合は、効果の薄い間違いだらけのインプットをしているかも
しれません。
では、どんなインプットが薄くて間違いなのか??
例えば、インプットのために本を読むとします。
この時に、ただ字を読んでいるだけの状態が効果の薄いインプット。
もちろん知識としては蓄積されるのですが、それだけでは不十分。
簡単だけど超効果的なインプット
効果を上げるためには、本などを読む前に、そこから何を知りたいのか
目的をしっかりと定めることが重要です。
とりあえず知りたい内容を3つくらい定めることです。
事前にメモでもしておくといいと思います。
そうすると情報収集の効果は圧倒的に変わります。
何にも目的を持たずに本を読んでも、あとから振り返ると、
その内容があまり頭に残っていないことがあります。
事前に目的を明確にしておくと、たったそれだけで効果が
圧倒的に高まります。
目的意識をもって本を読むことで効果が高まるんです。
すごい簡単なことですよね。事前に目的を3つ設定するだけ。
本を読むのに同じ時間を使うなら、効果出るほうがいいですよね!?
セミナーなんかに参加する時も同じ。目的を設定して参加すると
成果は変わります。目的をもって話を聞いていると疑問が出てくる
こともけっこうあります。
セミナーの質疑の時に何も反応がない場合、何も考えていないで
ただ話を聞いているだけの可能性が高いわけです。
インプットだけで満足していると成果が出ない
しっかりインプットしているのに成果がでない場合に
ありがちなのはインプットして終わっているということ。
つまり、アウトプットがないということです。
これも当たり前なんだけど、この状況に陥っていることは、
けっこう多い。
結果が出る前にあるのは、アウトプット。これには例外はない。
アウトプット無しに結果は出ない。
最初に伝えたようにインプットが30~40%で
アウトプットが60~70%というようにアウトプットの
比率を高めることが重要ということは、ここにあるんです。
アウトプットがなければ結果が出ないから。
勉強することは重要だけど、それを実際に活かす
アウトプットを重視することがとても重要なことです。
次にアウトプットの時に重要になるポイントをお伝えします。
結果と成果
思うように成果が出ない場合、アウトプットの時に
重視しなければいけないのが成果でなく結果です。
結果と成果の違いを簡単に説明すると
結果は、行動した後に生じる状態のこと。成功した場合も
失敗した場合も、どちらも結果。
一方、成果は、良い結果のこと。
つまり、成果は努力しても出ない場合があるけど、結果は
自分の努力があれば必ず出すことができるもの。
結果が出るということは、何かしらの行動があるということで
そこには何かしらのアウトプットがあります。
結果が出ていないということは行動していないということで
アウトプットが0な状態。
結果を出していれば、例えそれが悪い結果だとしても成果に
つなげることができる。
例えば、ブログに1日10万人を集めることを成果とした場合。
最初からここを重視するのではなく、まずは必ず1日2つの
記事を書くということを重視する。
この場合、ブログを2記事書いたという結果を得ることが重要になる。
例え、人が読んでくれない記事だったり、人を集めることができない
記事だったとしても。
まとめ
結果を積み重ねていくと、人が読んでくれる記事とそうでない記事、
人が興味を持ってくれる記事とそうでない記事というのが少しずつ
分かってくる。量をこなしていくと質を向上することができます。
結果の積み重ねは改善の材料になります。最初から成果ばかり
追い求めると改善のポイントが見えにくくなる場合があるんです。
悪い結果でも、結果を出すことは重要ということが分かったと思います。
悪い結果さえ出せてい、つまり、行動というアウトプットがなければ
絶対に成果につながりませんからね。
まとめると 目的を持ったインプットと、成果ではなく結果を重視した
アウトプットが重要ということです。