時間に縛られるamazon再配達とポスト改革

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僕はアマゾンで買い物をすることがあるけれど
配達してもらう時間には、だいたい外出しているので
すぐに受け取ることができません。

ほぼ100%の確率で再配達。

この再配達って煩わしいなって思います。

再配達の時間を指定するわけですが、
だいたい2時間は縛られてしまう。

ちょっとコンビニ行こうかなとか、
お風呂でも入ろうかなとか、って思ったとしても
商品が届くかもしれないから行動も制限されます。

本当に再配達は煩わしい・・・

ですが、これが近いうちに解消されるかもしれません。

今、アマゾン、日本郵便、家庭用ポストをつくっている
ナスタという会社で新しい家庭用ポストを開発している
ということです。

ちなみにナスタという会社は家庭用ポスト国内トップ
シェアで40~50%くらい占めているようです。

再配達の原因はアマゾンのメール便とか郵便局の
レター便がポストに入らないからということです。

家庭用ポストの標準的な大きさは
縦33センチ、横3センチです。

これに対して
アマゾンのメール便は横3.5センチ
郵便局のメール便は縦34センチ。

そう、わずかな差によってポストに入らない。
だから再配達になるというわけです。

そこで開発されているのが、メール便などが
入るポストというわけです。

ポイントはアマゾン、日本郵便、ナスタの
それぞれのデメリットを解消してメリットに転換
できるから事業が進んだということです。

まずはアマゾン。
アマゾンは、かなり早く商品を出荷しています。
スピードが1つのウリだと思うのですが

結局、お客さんの手元に届かないのでウリのはずが
ウリでなくなってしまうのです。

それがポストに入れることができれば
アマゾンは配達が早い!というようになって
お客さんの満足度が高まるということですね。

次に日本郵便。
再配達が多いということは商品を一時保管しないと
いけないわけです。
かなりスペースをとることによって困っているようです。

さらに再配達となると配達する側にとっても効率が
悪いですよね。何度も行かないといけない。

経営的に考えるとできるだけ効率化したいわけですから
最初の配達の時にお届けしたいわけです。

ポストが大きければ、このような問題も解消されて
効率アップとなります。

最後にポストを作る会社のナスタ。
こちらの会社は家庭用ポストのシェアが
国内トップなのですが売り上げとしては
年々下がっていたようです。

でも、新しいポストの設置というようになれば
新しいビジネスチャンスにつながるわけです。

ちなみに新しいポストを設置するとアマゾンの
特別会員の年会費を期間限定で割り引いてもらえる
特典があるようです。

それぞれにデメリットがあって、それを解消することで
かなりの効果が見込めるということで事業が進んでいった
というわけですね。

もう一つのポイントは既成概念を
壊したということですね。

ポストはこういうものだ。って既成概念を
壊せなければ、新しい形は生まれなかった
わけですからね。

このポストが広がってくれば、時間に縛られる
煩わしい再配達ともおさらばできるということです。

顧客満足度アップですね。

そして、アマゾン、日本郵便、ナスタにとっても
デメリットを解消できるし、顧客の満足度が上がることで
経営にもプラスの効果が出て来るはずです。

ということで
「それぞれのデメリットを打消し、
メリットに転換できる場合協力する事で大きな
効果を生む事ができる」ということです。

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