サラリーマンによる副業の禁止とメリット・デメリットについて考える

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ちょっと前に副業を推奨している会社がテレビで
紹介されていました。

しかも、この会社は人件費が抑えられて、売上は右肩上がりという
会社なのです。

なぜ、多くの会社が副業を禁止しているのに、この会社は副業を推奨し
業績も良いのか気になるところですよね。

多くの会社は、社員が副業をすることはデメリットでしかないと
考えています。副業をすると本業に集中できなくなり会社の業績が
落ちてしまう。

普通に考えるとそうかもしれませんね。
でも、こういうのはやり方次第でデメリットと思っていることが
メリットになることはあるのです。

副業を推奨している会社の社員は、副業がオープンになっている
わけですが、毎月副業のノウハウを紹介し合ったり、売上などの
報告をする機会があるみたいです。

このノウハウなどを会社にフィードバックしたり成功事例を
共有することで、新たに効果的なアイデアなどを考えるように
なるんです。

副業で考え出されたノウハウというのはとても質が高い。

副業で頑張った分、自分の収入のプラスになるわけですから
一生懸命考えます。

本来は会社の仕事の新規分野も一生懸命考えなければいけないですが
そのまま自分の収入になるかならないかでモチベーションは全然違う。

この会社はそこをうまく利用しているというか、
副業を禁止にするのではなく、推奨することで色々とアイデアを
出せる環境を作り出して、それをフィードバックできるような
流れを作っているということです。

とても柔軟性のある考え方だと思います。

普通の会社は、ただ単に副業はダメというように浅はかに考えて
しまうい、社員が副業をすることを会社のメリットに転換しよう
という考えがないんですね。

副業を推奨している会社の社員は副業をする時間を確保したいので
無駄に残業をしません。時間内に終わらせるように工夫が生まれます。
これにより人件費は抑えられているのです。

普通の会社の社員は残業代を稼ぐのにだらだら仕事をしているかも
しれません。人件費はどんどん上がります。

まとめると
副業を推奨している会社は、副業をオープンにすることでアイデアを
一生懸命考えるようになり、情報を共有することで会社にフィードバック
できる仕組みを構築し
社員は自分の時間を確保するために効率的に仕事をしたり、経営意識も
芽生えるので質の高い社員にパワーアップしていくのです。

一方
普通の副業を単純にダメだとしている会社は、積極的にアイデアを
出せる機会を作ることができずに、社員も経営的な意識は芽生えず、
社員という範囲で、社員としての仕事をするにとどまってしまうのです。

とうことで
「デメリットと思えることも、ちょっとした工夫でメリットに転換
することができる」ということです。

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