見込み客の効果的な発見方法

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保険大手のアクサ生命では、アプリのサービスを
提供することになったみたいです。

どんなアプリかというと
生活習慣病の改善などに関する健康系アプリ。

これは無料で使えるようですが
普段の運動の状況、残業時間などの仕事の状況、
食生活、睡眠時間など60くらいの質問に
入力していくというものです。

全ての質問を入力すると
各自に合わせた改善策を提示してくれるという
ものみたいです。

このようなサービスを無料で提供する
目的の1つは生活習慣病などのデータを
蓄積することで保険料の設定などに活用すること。

そして、もっと大きな目的としてあげられるのが
若い世代へのアプローチです。

まだ、保険などについて考えていない若者へ
サービスを提供することで、アクサ生命という名前を
覚えてもらうわけですね。

そうすると
保険などのサービスの加入を考えたときに
アクサ生命の名前が頭に思い浮かぶというわけです。

つまり
まだ保険には興味がないけれど近い分野で若者が
興味の持ちそうなことでサービスを提供しておくことで
見込み客が発見できるというわけですね。

まずは知ってもらうということは重要なので
このようなサービスを提供する意味は大きいかなと
思います。

お客さんが保険のサービスが必要になる前に
名前を覚えてもらうことができればライバルの会社より
1歩先に行けるわけですよね。

早い段階のアプローチは重要です。

高齢者の老人ホームとかも近いことができそうですね。

例えば老人ホームなどを運営しているなら
どこかのスポーツジムと連携して介護予防の
サービスを展開する。

介護予防のサービスを提供する際にさりげなく
老人ホームを運営していることもお伝えしておく。

そうすると
介護が必要になって、老人ホームのことも
考えだした時に、きっと頭によぎりますよね。

もし、介護予防のサービスの質が高ければ
きっと老人ホームも良いだろうとなって
利用してくれる可能性も高くなりますね。

重要なことは
時間軸でお客さんのことを考えるということ。

保険サービスを提供したいなら、保険のことを
考えるちょっと前のお客さんへのアプローチ。

老人ホームを提供したいなら、介護予防に取り組む
高齢者へのアプローチ。

みたいな感じですね。

サービスを提供したいと思う対象者の少し前の
段階で何に関心を持つのかしっかり考える事が
重要になります。

そして、興味を持ってもらえるコンテンツを
作成する事が重要。

いくらアプローチすべき人を発見しても
コンテンツに興味を持ってもらえないと意味が
ありませんからね。

そして、もう1つ重要なのが
アプローチしてから本当に提供したいサービスを
利用してもらえるまでの間に信頼関係を築くこと。

先ほどのアクサ生命のアプリの例なら
各自に合わせた改善策までしっかりと情報を
提供するようにしています。

無料のサービスだからといって手を抜いたものだと
信頼関係が築けないし、逆効果になってしまうかも
しれません。

悪い意味で名前を覚えられてしまうと
保険のサービスが必要になった時に利用してもらえなく
なってしまいますからね。

まとめると
1.お客さんを間軸で考える
2.提供したいサービスの少し前の時間軸にいる
お客さんを対象とする
3.そのお客さんが興味を持ってもらえるような
コンテンツを企画する
4.本当に提供したサービスを利用してもらうまでに
信頼関係を構築する

というステップが必要かなと思います。

ということで
「将来お客さんになる可能性のありそうな人への
 興味をリサーチし、サービスを提供しながら
信頼関係を築くことが重要」ということです。

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