ラーメンには色々なトッピングがありますよね。
ついつい何かつけたくなってしまうんですが
僕はホウレンソウとかが好きですね。
先日、あるサイトを見ていたら
ラーメンのトッピングのランキングが紹介されていました。
結果はこんな感じでした。
1位:チャーシュー
2位:ねぎ
3位:味付けたまご
4位:メンマ
5位:もやし
6位:角煮
7位:コーン
8位:のり
9位:ゆでたまご
10位:バター
僕の好きなホウレンソウは入っていませんでした。
あんまり一般的でないのかな。
ラーメン屋だけでなく、カレー屋さんなんかにも
トッピングはありますが、1つ1つはそんなに高くないし
なんかつけてみたいなって思っちゃうんですよね。
このトッピングの考え方をうまく
ビジネスで使っている事例がありましたので
紹介します。
今、シャンプーの専門店というのがあるみたいです。
このシャンプー専門店のメニューを見ると
基本メニューは
シャンプー10分1,000円もしくは
シャンプー15分1,500円です。
でも、平均的な客単価は2,500円前後になるみたいです。
基本メニューは1,000~1,500円。
でも平均客単価は2,500円。
ここに1,000~1,500円の差があります。
この差はトッピングメニューによるものです。
利用者は基本メニューだけでなく
トッピングのサービスを利用する人が多いみたいです。
どんなメニューがあるかというと
・頭皮マッサージ
・首肩マッサージ
・リフトアップマッサージ
・クイックトリートメント
・集中ケアトリートメント
・消臭クレンジング
・毛穴クレンジング
・シリコン除去
・氷結シャンプー(夏季限定)
みたいな感じです。
いずれも500~1,000円になります。
トッピング作戦は上手いなと思います。
基本メニューだけだと金額が低く見えますので
入口のハードルは低くなるんですね。
「安いから行ってみようかな」って。
ここで多くの利用者に興味を持たせることと
来店につなげることができるのです。
これが、トッピングのメニューを基本に入れて
最初の料金が高かったら・・・
「シャンプーにこんなにお金払えないな」と
なる可能性が高いですよね。
まず来店してもらう事が重要なので
基本は安く見せることは重要だと思います。
で、実際に来店してみると
面白そうなトッピングが色々とあるわけですね。
基本の料金が安いし、トッピングも高くないから
利用してみようかなって気になるわけです。
ついつい追加しちゃうんですね。
お金に余裕がある時は、
色々追加してしまうかもしれませんね。
さらに、お金に余裕が無い時でも利用できるのが
利用者にとっては魅力ですね。
今日はお金に余裕がないから基本メニューだけに
しよう。
お店としては客単価が下がってしまいますが
来店し続けてもらうことは重要だと思いますので
お客さんの状況によって自分でメニューを付けたり
付けなかったり選択できるようにしておくことが
重要ということなんです。
まずは入口のハードルを低くしておくことで来店してもらう。
魅力的なオプションをつくっておいて
選択できるようにしておいて客単価を上げる。
なかなか上手い作戦だなと思います。
ということで
「間口を広くして、お客さんの状況によって選択できる
環境を作ることは重要」ということです。