年齢を重ねるにつれて太りやすくなるという話は良く聞きます。
メタボリック症候群とかって話題になっていますよね。
久々に会った友人、10年ぶりくらいだったでしょうか。
昔はシュッとしてカッコ良かったのですが久々に会ったら
緊張感のない体になっていました笑
アメリカなんかでは太っていると自分を律することができないと
判断されるらしいです。できるビジネスマンは自己管理ができる
から太らないとか。
あまり太っていると健康にも良くないので、適切な体重は
維持したいところですね。
食事を制限するという方法もありますが、健全なのは運動かなと
思います。食事制限して痩せてもリバウンドする人をかなり見て
きましたので・・・
どんな運動をすればいいかですよね。マラソンとかテニスとか
色々考えられますが、体に負担をかけすぎず無理なく取り組めて、
1人でもできるようなものだと続けやすいですね。
そう考えるとウォーキングって適していると思います。
ウォーキングなんてやって痩せるの?と思うかもしれませんが
健康的にやせます。
私の会社の知人は、会社から2つほど離れた駅に住んでいたのですが
電車通勤から徒歩の通勤に変えたところ2~3ヶ月でかなりスマートに
なっていました。
私の知り合いでウォーキングのNPOに取り組んでいる人がいますが
その人たちに太った人っていないですね。もともと太っていたけど
ウォーキングをして痩せたという人はいました。
因みにウォーキングで効果的にやせるためのポイントは
次のような感じです。
・少し早めに息がはずむくらいのスピードで歩く
・1回につき20~30分程度歩く
・継続する
・少し空腹な時に歩く(脂肪が減りやすい)
ただ、ウォーキングにはやせる以上の効果があります。
1つ目は精神的な健康を保つということ。
ある研究では、歩くことによって、「やる気」などのポジティブな
気持ちが上昇するとともに、「イライラ」などのネガティブな感情が
抑制されるという結果が出ています。
最近では仕事のストレスや人間関係のストレスで心の健康が保てない
と言う場合もありますので、ウォーキングは良いかもしれませんね。
また、1人でも出来るのですが、ウォーキング協会などに属すると
参加者同士の交流などが生まれるので、精神的な健康につながると
考えられます。
私が属しているNPOのイベントでウォーキングを専門としている方に
協力をいただいてたまにウォーキングイベントを開催するのですが
みなさん歩きながら色々と会話をして楽しそうにしてくれています。
アンケートを取るとかなり満足度が高いので、歩くということは
精神的な健康にもつながっているのかなと思います。
2つ目は医療費の削減です。
現在は医療費がどんどん増えていることが社会問題の1つになって
います。この医療費の増加を防ぐには、若い頃からの健康に関する
取組がとても大切です。
高齢になると医療が必要な状況が多くなりますが、医療が必要な状態に
なってから健康づくりをしようとするより、予防という視点で取組む
ことが重要なポイントなわけです。
ある大学の研究では1歩あたり0.061円の医療費の削減につながると
いわれています。数字が小さすぎてイメージできないかもしれないので
事例で考えてみましょう。
ある3万人の地域で、歩く歩数が1人あたり1,000歩増えた場合の
削減される1年間分の医療費は
0.061円×3万人×1,000歩×365日=667,950,000円
なんと6億円以上です。
医療が必要な人に医療費を回すためには予防するという視点がすごく
大事になります。
厚生労働省では1日1万歩歩くことを進められています。
仕事をしていると1万歩歩くのも難しいと思いますが、ちょっとした
工夫があれば歩数を伸ばす事はかのうです。
例えば、今までエレベーターを使っていたところを階段を使うように
するとか、帰りは最寄駅の2つ、3つ手前で降りてあるくようにする
とかですね。
こんなことをするだけでも、何にもしないよりもかなり歩数を伸ばす
ことはできるんです。
個人の健康を保つという意味でも、本当に医療が必要な人に医療費を
回すためにも歩くことは重要ですね。
ということで
「歩くことは心身の健康につながり、医療費削減にも効果がある」
ということです。