大人への贈り物絵本・荒井良二さんのはっぴぃさん

この記事は3分で読めます

荒井良二

僕は趣味で絵本を描くので、色々な絵本を読んでいます。
お気に入りは新宿の紀伊国屋です。かなり多くの絵本があるので
色々と読んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

子どもの頃は人並みにしか絵本を読んでなくて、特別に絵本が
大好きってわけではなかったんですが、大人になってから絵本を
読んでみると、いいものだな~と感じます。

思わず吹き出して笑ってしまいそうになる絵本
感動して泣けてしまうような絵本
シュールな世界観を展開しているような絵本
深いことを言っていて色々と考えさせられる絵本

絵本と言っても、いろいろあって、大人が読んでも学びになる
ものは、たくさんあるんです。

で、今日紹介したいのは荒井良二さんの「はっぴぃさん」という絵本。

ちなみに荒井良二さんという作家さんは
2005年に日本人で初めてアストリッ ド・リンドグレーン記念文学賞を
受賞しています。

この賞は絵本界のノーベル賞のようなもの。

荒井良二さんの絵は独特で、まるで子どもが描いたような絵です。
というより、いかに子どもの世界観で絵を描けるかということを
目指して、絵を描いていて、子どもがライバル!ということです。

「はっぴぃさん」はどんなストーリーかというと

何でも願いを聞いてくれる「はっぴぃさん」に会うために
のんびり屋の男の子と慌てん坊の女の子が、それぞれ山を登ります。

2人は山の上で出会います。はっぴぃさんは、なかなか現れません。
いつまでたっても現れません。

のんびり屋の男の子と慌てん坊の女の子が、
それぞれどんな願いをしようと思ったのか聞いてみました。

男の子は、のろのろしていることに悩んでいて、女の子は
いつも慌ててしまうことに悩んでいて、それぞれが悩みを
はっぴぃさんに聞いてもらおうとしていたわけです。

でも、はっぴぃさんは結局最後まで現れません。

それぞれの悩みを聞いた2人は、お互いにこんなことを
言うんです。

女の子は男の子に対して
「のろのろなのは、丁寧だからだと思うよ」

男の子は女の子に対して
「慌てるのは、一生懸命だからだと思うよ」

はっぴぃさん、姿は現さないけど、ちゃんといましたね。
2人は幸せな気持ちになったと思います。


はっぴぃさん

と、こんなストーリーなわけですが

世の中には色々な人がいるわけです。Aさんは勉強が得意で
スポーツは苦手かもしれないし、Bさんは勉強が苦手だけど
スポーツが得意かもしれません。

それぞれに、得意なものもあれば、苦手なものもあるんです。

例えば会社組織について見てみましょう。

そつなく色んなことを平均的にそれなりのスピードをもって
やることが得意だけど、あまり創造的なことは得意でないという
人もいれば

仕事のスピードはあまり早くないけれど、集中して1つのことを
やらせてみると、クリエイティブな発想で、新しい仕組みだとか
サービスを作れる人もいます。

前者のようにクリエイティブな発想ができなくても、早く仕事を
こなしてくれる人がいないと安定的に売り上げをあげられないし

後者のように仕事が遅くてもクリエイティブな発想ができる
ような人がいないと大きな売り上げはあげられません。

欠点って目につきやすいところでありますが、欠点ばかりに
目にしたってしょうがないわけで、もちろん欠点を改善するのは
重要なことですが。

欠点に隠れて良い点が見えなくなる事もあるし、少し考え方を
変えれば良い点であることもそのように見ることができないことも
あります。これはチャンスを逃している。

良い点があることに気付ければ、その得意とする部分を伸ばして
いけばいいと思うんですよね。

これは会社という小さい枠組みだけじゃなくて、地域社会とかって
単位でも同じことが言えると思いますし、もっと大きなエリアでも
そうだと思います。

違う部分があるからと言って、排除するのではなくて
少し見方を変えたりして、それぞれの良い部分を発見して、認める
視点を持つことは大切だと思います。

色んな人がいるから、面白いし、色んな人がいるから新しい発想が
生まれたり、つくられたりするんだと思います。

荒井良二さんのはっぴぃさんは、けっこう深いことを言ってるんじゃ
ないかなって思います。

絵本って勉強になるものもかなりあるので、大人だからこそ読むと
いい作品もたくさんありますよ。
ぜひ、新宿の紀伊国屋の絵本コーナーで立読みしてみてください。笑

ということで
「良い点を発見して、認めること、そこを伸ばしていくことで
新しいものが生まれる可能性がある」ということです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. アナと雪の女王
  2. コンビニ
  3. amzon
  4. ショップ店員
  5. 残業

このサイトについて

 こちらは社会の問題をビジネス視点で

 解決を考えるログです。社会貢献って

 カッコいい!詳しくはコチラ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る